うおがし銘茶うおがし銘茶

【第1条】時は9時以降、土曜日が狙い目

午前5時から店の開く"場外"だけど、早朝はプロの時間。行くのは9時から午後1時頃までがいい。
混むのは月・金・土曜日。生鮮は土曜が買い得で、この日は午後2時頃まで開いてる店が多い。

【第2条】値切ればいいってもんじゃない

どの店も扱う品の質に誇りをもっているから、品質も分からずに値切れば嫌がられる。
(例=冷凍ものより生が高いのは当然)

【第3条】店の人に聞くのが一番の得策

品質が分からない時、予算内で買いたい時、何でも店の人は教えてくれる。
物言いは荒くても親切だ。知ったかぶりより商品知識を本職から盗もう。

【第4条】グループ買いがお得

本来卸しが専門だから、干物なら一箱、大ぶりの魚なら"丸物"(一匹丸ごと)が原則的な売り単位。
これをバラすには手間が要るし、半端な売れ残りが出るので値が下がる。そこに注目してまとめ買いすれば安上がりに!

【第5条】小売りに積極的な店を見分ける

大体、卸し専門店は9時頃閉まるが、その後開いている店で、店頭に品が箱入りでなくバラして並べられていたり、値段の表示が細かいのが小売りに積極的な店だ。 表示がグラムなら100グラムから、箱でなく尾なら一尾から売る。
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【第6条】注文はハッキリ、テンポが大切

ここには独特のリズムがある。そのテンポが合えば買い物もより楽しい。
売り手の気っ風の良さを引き出すのは、買う側の"話の分かり加減"だ。

【第7条】築地ファッション

いくら銀座に近いといってもオシャレは禁物。
魚の水が飛んだぐらいは気にならない格好で!下町っ子は上品ぶるのを最も嫌う。

【第8条】足繁く通って“馴染み”になる

情に厚い売り手だけに、お馴染さんにはトコトン弱い。融通もきかせてくれるし、他の店の情報だって教えてくれる。
420店のなかには必ず気の合う店が見つかるはずだ。
“場外”の長老ともいえる人が言っていた。「築地が分かりたければ、まず来てみることと買ってみること」だ。

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